第31回 長良川国際トライアスロン大会
(岐阜県海津市 国営木曽三河公園)
報 告
日 時:2016年7月31日(日)
スタート:9時00分
参加者数:600人
距 離:スタンダードトライアスロン=スイム1.5km・バイク40km・ラン10km
結 果:総合5位(JTU年代別1位)
記 録:総合 2:06:31
スイム22:54(18) バイク 1:04:38(15) ラン38:59(8)
15年前まで日本選手権をしていた時にこの会場でのレース経験がある。その当時も猛暑のレースで勝負の行方はゴールしてみなければわからなかったことを覚えている。昨年は猛暑のために前代未聞の距離短縮をしている。
今回はそこまではならなかったが、この時期は暑さが勝敗を分ける。自身がこの夏は体調管理に集中している。病原菌に侵された体の治療中に最善を置きながらトレーニングは進めている。
スイムで中・高校生スイマーたちと懸命に取り組んでいることが少しづつ形になってきていることを泳ぎながら感じている。
バイクに関しては、今回のコースは全くのフラットコースでスピードに乗せたバイクを速度を維持しながらドラフティングゾーンを意識しながら選手をパスしていく一般カテゴリートライアスロンの独特の走行方法で進めていく。それでもある程度の選手が同じ動きをする中でサバイバルレース。後半はこぼれていく選手も出だす。
今回もバイクはボーマのエラン(TT仕様)でいく。今回はディスクを履いた。タイヤはパナレーサーのRACE A EVO3を新しく装着し、走行性能と耐久性を兼ね備えたオールラウンドで勝負した。何回か石をはねていたがパンクも無く、無難にランへつなげることができたことは言うまでもない。
今回はトルクをかけ、回転を落とし心拍を上げないライドに徹した。
しかし、ランへのトランジットで、自分のバイクを置く場所を迷い数十秒捨ててしまったことがレースの流れを止めた。よってランはリズムを崩したが、同じエイジクラスでバイク終了時までは総合トップを走っていた竹内鉄平(元プロ)選手を後半の末脚でラスト1Kmで逆転。
総合5位(エイジ別1位)の結果となった。
結果が大きく変わるサバイバルレースでは、実力以外の力を持っているかが運を呼び込むと思っている。それは生き様であり、諦めない心だと思っている。
彼は同じ世代では実力は突出している。今回は総合優勝を狙っての最後に失速した形で無念だったと思う。強い選手になれると思う。
逆に私自身はこのレースは運を呼び込んだ形となったのだろう。
今シーズンはエイジクラスでも1位を獲得するには難しいクラスレベルアップの中での金メダルは素直にうれしく思っている。
夏のレースに強いと言われていた自分が、ここ数年弱くなっていたことを感じていたが、これでまた自分への期待感も高まっている。後半戦の良き弾みになったレースだった。
栄養補給面では内臓負担を避けるために、エネルギーを後半の爆発力へのアプローチできるメダリストエナジージェル、そして筋繊維の修復を促す力が増したスーパーメダリスト9000を使用。
痙攣防止と熱中症対策としてピンクイオン製品(PINKION IM2001)を投入。
これらが猛暑の大会に威力を発揮してくれていることを体感できた。
感謝
トライアスリート 福元哲郎